天候や病気、睡眠不足、
人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなど原因を想像しますが、
ストレスの定義としては
外部からの刺激で身体や心に負荷がかること。
様々な身体への不調を引き起こす原因。
と言われます。
意外に思われがちですが、
しあわせな出来事、喜ばしい出来事も、変化、刺激となり
実は脳に負荷をかける「ストレス」の原因になります。
体の不調に慢性痛も上げられますが、
何らかの変化、刺激があり、ストレスがかかって
脳のリソースがもっていかれて
痛みを抑えられなくなってしまう、
感じやすくなってしまうことがあります。
転んで骨が折れたり、
ひねってしまって筋肉ぎゅっと緊張していたり
(それすらもストレスだったりすることも多いのですが)
こういった急性の痛みと
なんだかいつも、ずっとつづく慢性の痛みは、
分けて考える必要があります。
腰椎変形とか腰椎すべり症とか椎間板ヘルニアとか
病名がつくと
「そうなのか!」と重大にとらえてしまいがちですが。
この程度の骨の変形や多少のゆがみは
経年によるシミやシワみたいに
つぶれていてもなにも感じない人がほとんど
そして3カ月もすれば元に戻る方も多いようです。
「常に腰が痛い」という認知
まずこれを疑ってかかる必要があります。
痛みのメカニズムを知って、
思考、行動を変えていくことで
学習により痛みと距離をとることができるようにしていくのが認知行動療法です。
日本では、腰痛というと
引っ張ったり伸ばしたり、筋トレさせられたり
痛み止めを飲んだり、ブロック注射したり、手術したり
などがいまだに一般的ですが、
ひと昔前のやってはいけない治療例↓↓↓
腰痛、レントゲン撮影、神経が圧迫されているから痛い、牽引治療、治らない
オーストラリアの腰痛治療では学習による治療も一般的で
NHKでも紹介されていました。(少し前の提言にはなりますが)
ケガや火傷など急性の痛みに対する感覚は
生物にとって身体を守るために必要ですが、
常に痛い、慢性の痛みは
内臓系の疾患や腫瘍など、重大な疾患が隠れているケースでない場合、
大半は感じる必要のないものまで敏感になっている可能性があります。
そして痛みが続くと、脳(DLPFC)が機能低下して痛みを抑えられなくなり
扁桃体が暴走、のちに海馬の萎縮にもつながります。
あまり長いこと痛みと付き合うのは得策ではありません。
常に腰が痛いと思うと、その思いに支配される
これをやったら痛いかも
こういう時、大体いつも痛くなる など
予想をして「ああやっぱり痛い」を繰り返すとその回路を強化して
常に腰を見張ることになり、より痛みに敏感にります。
脳のメカニズムの解析は進み、科学は進歩しています。
正しく情報を受け取り、賢くなることで
慢性の痛みはいつしか気にならなくなります。
私も、定期的な首痛、腰痛があり、
定期的に治療院に通う生活をしていたひとりです。
学習と正しい運動で気晴らしをして、機能改善をし、
今ではすっかりセルフメンテナンスできるようになりました。
私が運動をおススメする理由は
正しい運動は脳の機能を高めるからです。
正しい運動により、脳の回路をつなげ
自分の身体を知り、自由にあやつることによって
脳のリソースに余裕を生むことができます。
姿勢を保持するだけで(姿勢が悪いとか)
呼吸をするだけで(呼吸が浅いとか)
血液を循環させるだけで(むくむとか)
脳みそがフル回転しているようでは
日々のストレスにすぐやられてしまします。
痛みのスイッチは様々ですが、
私の場合は完全に「怒り」のスイッチからの痛みがほとんどでした。
「イライラしてるからな、動きがガサツになっている」
「あ、さっき怒ったから筋肉が緊張している」
「今日は同じ姿勢が続いたからこちら側の筋肉が縮んでいるな」
など客観的に観察し、好きなことをしてコーピングで対処したり、
バランスが崩れていたら必要なストレッチをして気晴らししたり、
プラシーボ効果をを大いに使い
みんなでごはんを食べたり、好きな着物や、旅行で気晴らしをして
セロトニンやオキシトシンなど必要なホルモンを味方につけて
痛みが気にならないようなサイクルが出来上がってきました。
タイムリーなことに安部塾長も
痛みのサイエンスについてライブ配信をされていました。
「痛みのサイエンス・脳から見た痛みの作用機序」2
2017年くらいからかなり慢性痛についてはブログでも書いているので
興味のある方は読んでみてください。
賢くなれば腰は痛くならない?!腰痛には認知行動療法
一緒に長谷川先生のTMSジャパン・メソッド2017を受講しませんか?
長谷川先生のTMS腰痛治療セミナーに参加してきました!
長谷川先生のTMS腰痛治療セミナーレポ2 痛みと孤独、言葉について
体の不調に慢性痛も上げられますが、
何らかの変化、刺激があり、ストレスがかかって
脳のリソースがもっていかれて
痛みを抑えられなくなってしまう、
感じやすくなってしまうことがあります。
転んで骨が折れたり、
ひねってしまって筋肉ぎゅっと緊張していたり
(それすらもストレスだったりすることも多いのですが)
こういった急性の痛みと
なんだかいつも、ずっとつづく慢性の痛みは、
分けて考える必要があります。
腰椎変形とか腰椎すべり症とか椎間板ヘルニアとか
病名がつくと
「そうなのか!」と重大にとらえてしまいがちですが。
長谷川淳史先生のセミナーより |
経年によるシミやシワみたいに
つぶれていてもなにも感じない人がほとんど
そして3カ月もすれば元に戻る方も多いようです。
「常に腰が痛い」という認知
まずこれを疑ってかかる必要があります。
思考、行動を変えていくことで
学習により痛みと距離をとることができるようにしていくのが認知行動療法です。
日本では、腰痛というと
引っ張ったり伸ばしたり、筋トレさせられたり
痛み止めを飲んだり、ブロック注射したり、手術したり
などがいまだに一般的ですが、
ひと昔前のやってはいけない治療例↓↓↓
腰痛、レントゲン撮影、神経が圧迫されているから痛い、牽引治療、治らない
オーストラリアの腰痛治療では学習による治療も一般的で
NHKでも紹介されていました。(少し前の提言にはなりますが)
ケガや火傷など急性の痛みに対する感覚は
生物にとって身体を守るために必要ですが、
常に痛い、慢性の痛みは
内臓系の疾患や腫瘍など、重大な疾患が隠れているケースでない場合、
大半は感じる必要のないものまで敏感になっている可能性があります。
そして痛みが続くと、脳(DLPFC)が機能低下して痛みを抑えられなくなり
扁桃体が暴走、のちに海馬の萎縮にもつながります。
あまり長いこと痛みと付き合うのは得策ではありません。
常に腰が痛いと思うと、その思いに支配される
これをやったら痛いかも
こういう時、大体いつも痛くなる など
予想をして「ああやっぱり痛い」を繰り返すとその回路を強化して
常に腰を見張ることになり、より痛みに敏感にります。
脳のメカニズムの解析は進み、科学は進歩しています。
正しく情報を受け取り、賢くなることで
慢性の痛みはいつしか気にならなくなります。
私も、定期的な首痛、腰痛があり、
定期的に治療院に通う生活をしていたひとりです。
学習と正しい運動で気晴らしをして、機能改善をし、
今ではすっかりセルフメンテナンスできるようになりました。
私が運動をおススメする理由は
正しい運動は脳の機能を高めるからです。
正しい運動により、脳の回路をつなげ
自分の身体を知り、自由にあやつることによって
脳のリソースに余裕を生むことができます。
姿勢を保持するだけで(姿勢が悪いとか)
呼吸をするだけで(呼吸が浅いとか)
血液を循環させるだけで(むくむとか)
脳みそがフル回転しているようでは
日々のストレスにすぐやられてしまします。
痛みのスイッチは様々ですが、
私の場合は完全に「怒り」のスイッチからの痛みがほとんどでした。
「イライラしてるからな、動きがガサツになっている」
「あ、さっき怒ったから筋肉が緊張している」
「今日は同じ姿勢が続いたからこちら側の筋肉が縮んでいるな」
など客観的に観察し、好きなことをしてコーピングで対処したり、
バランスが崩れていたら必要なストレッチをして気晴らししたり、
プラシーボ効果をを大いに使い
みんなでごはんを食べたり、好きな着物や、旅行で気晴らしをして
セロトニンやオキシトシンなど必要なホルモンを味方につけて
痛みが気にならないようなサイクルが出来上がってきました。
タイムリーなことに安部塾長も
痛みのサイエンスについてライブ配信をされていました。
「痛みのサイエンス・脳から見た痛みの作用機序」2
2017年くらいからかなり慢性痛についてはブログでも書いているので
興味のある方は読んでみてください。
賢くなれば腰は痛くならない?!腰痛には認知行動療法
一緒に長谷川先生のTMSジャパン・メソッド2017を受講しませんか?